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プチ企画展「資料整理作業中!~美術館の裏側みせちゃいます~」(令和6年3月27日~4月21日)

記事ID:62771 更新日:2024年4月19日更新 印刷ページを表示する

プチ企画展「資料整理作業中!~美術館の裏側みせちゃいます~」のメインビジュアルです

プチ企画展「資料整理作業中!~美術館の裏側みせちゃいます~」メインビジュアル [PDFファイル/172KB]

概要

この度、プチ企画展「資料整理作業中!~美術館の裏側みせちゃいます~」を開催します。

プチ企画展とは、学芸員がリアルタイムに興味があることに注目した、収蔵作品展よりも小規模かつ不定期に行う展覧会のことです。

今回は、学芸員の重要な仕事のひとつである「資料整理」について紹介します。

美術館では、作品以外にも作家が手がけたスケッチブックや日記帳、手紙などの資料も収集しています。多くは複数の物品がまとまった「資料群」として作家本人や遺族から提供されます。大抵は内容物の詳細が不明であり、そのままでは研究や展示には活用できません。そこで、「どこに・どのようなものが・どのくらいあるか」確かめる整理作業が必要になります。

この企画展では、本市を代表する画家のひとりである山田新一に関する資料について、学芸員が実際に整理作業を行う様子と資料について紹介します。
※他業務との兼ね合い上、作業は不定期に行う予定です。また市民ギャラリーの予約状況次第では会期の短縮・変更の可能性があります

作業日程(予定)

4月20日(土曜日) 午後1時30分頃~午後3時頃まで
※詳細は市立美術館Instagram<外部リンク>でお知らせします。

会期

令和6年3月27日(水曜日)から4月21日(日曜日)まで

休館日

月曜日(月曜祝日の場合その翌日)

時間

午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

場所

市立美術館 2階展示室4(市民ギャラリー)

観覧料

無料

見どころ

その1 学芸員がリアルタイムに作業する様子を見れる!公開作業展示

普段はバックヤードでこつこつ行っている「資料整理作業」の様子を間近で見ることができます。謎に包まれている「学芸員」の仕事について、お見せします。

また、公開している資料に関することに限り、質問があればその場で回答します。
※他の業務との兼ね合い上、作業は不定期に行う予定です

その2 当館でしか見れない!国内外の有名作家の書簡やGHQ文書まで、普段は非公開の資料の「山田新一関連資料」!

明治から平成初期を駆け抜けた洋画家山田新一(1899-1991)。

彼の手元にあった資料には、交流のあった藤田嗣治や藤島武二の書簡や戦争記録画収集関連のGHQ文書など、貴重な品々が含まれています。未整理のものも多いので、普段展示しているのはごく一部。なかなか見る機会のない資料を間近でご覧ください。

山田新一について

明治32(1899)年生まれ。13歳の時に、祖父母の住む都城へ移り住み、旧制都城中学校に進学。

美術教師との交流により画家を志すようになり、同校卒業後に上京する。川端画学校を経て、東京美術学校(現:東京藝術大学)に進学。藤島武二に師事し、佐伯祐三ら同世代の画家たちと親交を深める。

東京美術学校を卒業後は、父親が暮らす京城(現:ソウル)に移住し、画家としてのキャリアをスタート。次第に当時の朝鮮半島を代表する画家のひとりとして、画壇をリードする立場となる。戦後まもなくGHQの命令により戦争記録画の収集にあたった。

その後は拠点を京都に据え、光風会京都支部の発足などに尽力した。昭和25(1950)年には、「湖上客船」で日展岡田賞を受賞。その後日展参与や光風会名誉会員を務め、フランス国会功労騎士十字勲章、宮崎県文化賞も授与されている。都城市名誉市民。平成3(1991)年、京都市にて逝去。

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