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山内多門「金剛山」

記事ID:9754 更新日:2021年4月18日更新 印刷ページを表示する

山内多門 金剛山

山内多門「金剛山」1921年 絹本墨画 都城市指定文化財

山内多門(やまうちたもん 1878~1932)

旧薩摩藩士の子として現在の都城市に生まれました。都城の絵師・中原南渓(なんけい)に狩野派の技法を学んだ後、都城尋常小学校に勤めます。明治32年に上京、川合玉堂に入門しその後、橋本雅邦にも学びました。日本絵画協会や日本絵画共進会、二葉会、文展で受賞を重ね頭角を現します。明治40年に国画玉成会評議員就任、巽画会審査員、大正9年からは 8度にわたって帝国美術院展覧会審査員を務めました。

山水画を得意とし、国内に加えて朝鮮半島の金剛山や中国にも取材しました。昭和5年には明治神宮成徳記念絵画館壁画の一枚を描いています。

門下生には、都城出身の大野重幸や北海道出身の岩橋英遠などがいます。

 

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