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本文
高さ50センチメートル、幅25センチメートル、「心 有水備前 源長常本上座 敬白 旹天正十八天己丑(ママ)八月四日」との銘文が刻まれています。
有水備前は有水を領していたと伝えられる人物です。江戸時代、稲虫の害があったとき、有水備前のたたりであるとして「有水鉦踊り(ありみずかねおどり)」の奉納が始められたとの伝承もあります。この伝承は全国各地に広がる斉藤実盛の「虫送り」行事の変形とみられ、現在も続く「有水鉦踊り」と合わせ、江戸時代の農耕信仰を伝える貴重な歴史資料となっています。
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