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都城市議会では、政策形成や議会改革を継続的に進め、ひいては議会の「変革」をも推進する力を「議会力」と定義し、その向上を目指しています。
令和5年度からは、議会改革アドバイザーを迎え入れるとともに、スポット的に各分野の学識経験者においでいただき、全議員による年間を通した研修プログラムを実施しています。
「議会力」向上の取組に関する資料- [PDFファイル/265KB]
本市の議会改革アドバイザーである早稲田大学マニフェスト研究所<外部リンク>招聘研究員の長内紳悟氏による年間を通したシリーズ研修です。
議会として政策形成を行うことの意義、政策形成のためのサイクルを回していくための思考と手法を、議員間の話し合いを中心に実践形式で学び、継続的な取組につなげることを目標としています。
今回のテーマは「政策につながる課題抽出の思考と手法」です。
市の総合計画から、現行の施策における課題を読み解く演習を行いました。
常任委員会ごとに4つのグループに分かれ、ワークショップ形式でホワイトボードに現状、課題、目標を書き出し、市の施策に対する疑問点や今後のビジョンについて話し合いました。
今回のテーマは「続・政策につながる課題抽出の思考と手法」です。
話し合いのルールの中で、行政課題を2、3個ずつ掛け合わせて新しい施策のアイデアを出し合うなど、ワークショップ形式で対話と思考のトレーニングを行いました。
議会は議員同士が話し合う場であること、そしてその重要性を再確認しました。
今回のテーマは「続・政策につながる課題抽出の思考と手法(決算状況から読み解く)」です。
決算審査を行うにあたり、事業費だけでなく総合計画に基づく施策の成果(KPI)も確認し、その費用対効果をチェックすることにより政策にコミットする思考と手法について、ワールドカフェ方式で話し合いながら学びました。
今回のテーマは「施策の評価から政策形成へ(決算審査を振り返り、予算審査に繋げる)」です。
まず、9月定例会の決算審査を振り返りました。その上で、当初予算審査時と決算審査時の施策評価の視点を合わせて成果を確認し、さらに翌年度予算への反映状況を確認するという年間を通した政策評価のサイクルを実践するための思考と手法について、ワールドカフェ方式で話し合いながら学びました。
法政大学法学部の土山希美枝教授を講師に招き、7月26日に開催しました。
テーマは「質問力を高める、議会力にいかす」です。
一般質問の意義を再認識するとともに、その手法を学ぶことにより、個々の議員の一般質問が議会としての政策形成に繋がるよう、質問力の強化を図ることを目的に開催しました。
前半は講師による講義、後半は議員同士で一般質問についての意見交換を行い、最後に講師との質疑応答を行いました。
講師からは、他市議会の取組例を交えながらたくさんのアドバイスをいただきました。