宮崎県の発表によると、令和3年2月25日に都城市内の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認された事例について、農場の防疫措置が2月26日午前11時に完了しました。
農場の概要
所在地:都城市
飼養羽数:約3.9万羽(肉用鶏)
確認の経過
令和3年2月24日(水曜日)
- 午前9時50分に当該農場において、死亡鶏が増加した旨、都城家畜保健衛生所が通報を受け、農場立入検査を実施。
- 午前11時45分に同家畜保健衛生所が当該農場において、鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
- 午後4時40分に同家畜保健衛生所において、当該農場から持ち帰った検体について鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
令和3年2月25日(木曜日)
- 午前1時、宮崎家畜保健衛生所で実施した遺伝子検査(PCR検査)において陽性を確認。
- 午前7時20分、鶏の殺処分開始
- 午後8時、鶏の殺処分及び埋却を完了
令和3年2月26日(金曜日)
- 午前11時、農場の防疫措置が完了
今後の予定
3月9日(火曜日)
清浄性確認検査開始(防疫措置完了から10日経過後)
3月13日(土曜日)
清浄性確認検査判定(搬出制限区域解除)
3月20日(土曜日)午前0時
移動制限区域解除(防疫措置完了から21日経過後)
※全ての制限区域が解除
※消毒ポイントは、県内12例目(都城市)の消毒ポイント<外部リンク>で確認ください
留意事項
- 我が国ではこれまで家きん肉、家きん卵を食べることにより、人に感染した例は報告されていません。
- 今後とも、本件に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう協力ください。
- 防疫措置は、埋却や現地サポート等として県建設業協会、市町村(保健師含む)や関係団体等の協力を得て進めています。
詳しくは、都城市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認された農場の防疫措置の完了<外部リンク>で確認ください。