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帯状疱疹に注意しましょう

記事ID:53259 更新日:2023年8月23日更新

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。水痘が治癒した後もウイルスが神経に潜伏し、免疫低下や加齢に伴い、ウイルスが再び活性化することによって発症します。

感染経路

帯状疱疹は、他人からうつって発症する病気ではありません。

ただし、帯状疱疹の患者さんが、水痘にかかったことがない人へ水痘・帯状疱疹ウイルスをうつし、水痘を発症させることがあります。その場合、帯状疱疹の患者さんの水ぶくれ液からの接触感染が中心ですが、唾液から飛沫感染することもあります。

水ぶくれの中には多量のウイルスが含まれているため、すべての水ぶくれがかさぶたになるまで感染力があります。

症状と治療

  • 頭・顔・体の片側の神経に沿った部分に、ピリピリ、チクチクとした痛みが起こります。その後、痛みが出た部分に赤い発疹があらわれ、水ぶくれが集まってでき、やがてかさぶたとなってとれます。
  • 高齢者などでは痛みが強く、発疹がおさまった後も痛みが残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。
  • 治療の中心は、抗ウイルス薬の投与です。できるだけ早く治療を開始すると効果が高いといわれていますので、早めに受診しましょう。

予防するためには

健康的な生活習慣を保つことが大切です。バランスの良い食事、適度な運動と十分な睡眠を心掛け、免疫低下を防ぎましょう。

予防接種

  • 50歳以上の人は、ワクチンの接種によって、帯状疱疹の発症を抑えたり、重症化を防いだりすることができます。個人の判断で行う「任意の予防接種」のため、接種を希望する場合、費用は自己負担です(都城市は費用助成を実施していません)。
  • 予防接種による効果や副反応などについてよく理解したうえで、接種を検討しましょう。
  • ワクチンは2種類(乾燥弱毒性水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)<外部リンク>あります。接種回数や費用が異なりますので、かかりつけ医に相談ください。

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