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モンゴル国ウランバートル市との交流を紹介します
都城市とモンゴルの交流は1992年ごろの民間交流に始まり、1999年に本市と友好交流都市を締結しました。
モンゴル国の首都・ウランバートル市
面積:4,704平方キロメートル(モンゴル国の面積 1,564,100平方キロメートル)
人口:約146万人(2020年1月現在)
人口密度:311人/平方キロメートル
標高:1,351m(えびの高原とほぼ同じ)
平均気温:夏は17℃、冬は-19℃
年間降水量:242.7mm
日本との時差:-1時間(日本が午前9時の時、午前8時)
地理
首都ウランバートル市は四方を山に囲まれた盆地で、都市部と大草原が広がっています。近代的な高層住宅や工場と伝統的な移動式住居のゲルが共存する草原の中の大都市です。大草原には遊牧民が伝統的な遊牧生活を営んでいます。
気候
大陸性のステップ気候で、日本同様に四季があり、春は天気が急変することが多く、夏は強い日差しが降り注ぐ一方で年間降水量のほとんどが夏に集中しています。また、秋は穏やかな天気が多く、冬はとても寒くなりますが雪が降ることはまれです。
主な産業
鉱物、食肉加工、製粉、生乳などで、ウランバートル市には4,000以上の企業があり、モンゴル国内のGDPの40%を占めています。
行き方
日本からウランバートルへは、成田空港発着の直行便が年間を通じて週2便、夏期は週3便就航しています。また、関西空港発着の直行便は4月から10月までの週2便が就航しています。
名所・旧跡
テレルジ国立公園、ガンダン・テクチェンリン寺、オルホン渓谷(カラコルム遺跡、カル・バルガス遺跡)、アルタイ山脈の岩絵群、オヴス・ヌール湖など
食生活
モンゴルの伝統的な食べ物は、現地では白い食べ物と言われる乳製品、赤い食べ物と言われる肉であり、調理方法や味付けはシンプルなものが多く、ホーショル(揚げ焼き肉まん)やボーズ(モンゴル風蒸し餃子)、ヤギの乳から作られたモンゴルチーズなどがあります。
▲△ホーショル(揚げ焼き肉まん)
▲△ボーズ(モンゴル風蒸し餃子)
▲△モンゴルチーズ
在モンゴル日本国大使館のホームページはこちら<外部リンク>
駐日モンゴル国大使館のホームページはこちら<外部リンク>
交流のあゆみ
1992年12月
モンゴルの遊牧民や小規模学校の子どもたちに小型風力発電機による明かりを届けるため、「モンゴルに風力発電機を贈る会」が設立。
1993年8月、1994年8月
贈る会のメンバーがモンゴルを訪問。都城市長からウランバートル市知事・南ゴビ県ダランサドガド市長、モンゴル技術大学学長宛の親書を届ける。
1995年3月
国立都城工業高等専門学校と国立モンゴル技術大学が学術交流協定を締結。
1996年から1998年まで
毎年、民間交流が行われてきた。
1999年9月
都城市定例市議会において友好交流都市提携について可決され、同年11月22日、ウランバートル市知事が来都された際、提携合意書に署名された。
2000年以降の民間交流と行政間交流
○青少年交流
友好交流都市であるモンゴル国ウランバートル市を都城市内の青少年が訪問し、またモンゴル国ウランバートル市の青少年を本市に受け入れることで、相互の文化交流、歴史、生活様式等を学んでもらい、友好親善が今後さらに深まることを目的としている。
※ウランバートル市役所制作の『バーチャルツアー番組』インターナショナル ユース プログラム2020はこちらから<外部リンク>
○レスリング交流
モンゴル国のレスリング選手団及び日本人オリンピアンを招いて、【モンゴル・日本レスリング交流会】を行っている。
○公式訪問団
- 2002年坂元助役・川崎収入役・杉村副議長がウランバートル市を訪問
- 2004年市制施行80周年記念式典にウランバートル市副市長他来都
- 2007年前田副市長がウランバートル市を訪問
- 2009年ウランバートル市副市長以下7名が交流都市締結10周年記念式典のため来都
- 2011年市長他ウランバートル市を訪問。関係機関や団体との意見交換を行う
- 2013年都城市長を始めとする6名がウランバートル市訪問。
- 2014年ウランバートル市創立375周年記念式典に児玉副市長外2名がウランバートル市を訪問
- 2015年都城市新市誕生10周年記念式典出席のためU市からツェ.エンフツェンゲル社会開発担当副市長外6名の友好訪問団来都
- 2017年都城市長を始めとする6名がウランバートル市訪問。
- 2019年ウランバートル市創立380周年記念式典に岩崎副市長外2名がウランバートル市を訪問。文化披露(津軽三味線)として石井秀弦さんも訪問。
- 2019年アンフマー副市長外3名の公式訪問団来都。友好交流都市締結20周年記念式典に参加。同時に3カ国音楽祭を開催。
友好交流都市締結20周年記念式典
2019年11月友好交流都市締結20周年記念式典の開催に当たり、友好交流都市である中国重慶市江津区の党組書記ほか3名及びモンゴル国ウランバートル市の副市長ほか3名を招聘し、記念式典を実施しました。
△▲馬頭琴演奏▲△(手前:アマルジャルガル・ドルギオンさん 奥:チェデンビャンバー・ナランゲレルさん)
モンゴル語をおぼえよう
日本語の「こんにちは」、英語では「ハロー」:サェンバイノー センベノー
※朝・昼・夜のいつでも使えます。「元気ですか?」というニュアンスの問いかけの意味も含みます。同じ年や年下、親しい人には(モンゴル語表記)= サイノー(年上に使うと失礼にあたります)
おはようございます:ウグロゥーニー メンデ
こんにちは:オゥデリーン メンデ または サェン バェノー?
こんばんは:オロイン メンデ
おやすみなさい(眠る時の挨拶):サイハン ノイルソーロイ
よく休んでください:サイハン アムラーライ(ムはウをほとんど発音しません)
はじめまして:タニタイ タニルザサン ダー バヤルタイ バイナ
私は田中です:ナマイグ タナカ ゲデグ
あなたのお名前は?:タニー ネル ヘン ベー?
ありがとう:バヤルララー
本当にありがとう:マシ イヒ バヤルララー
どういたしまして:ズゲール、ズゲール
ごめんなさい:オゥチラーライ
はい:ティーム
いいえ:ウグィ
さようなら:バヤルタイ(幸せを、とか良いことがたくさんありますように、という意味の言葉)
また明日会いましょう:マルガーシ オールズィー
行ってらっしゃい:サエン ヤワーラェ
また来てね(待ってるよ):サエン ヤワード イレーレー