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山之口麓文弥節人形浄瑠璃 出世景清・三段目~「拷問の段(火責め水責め)」

記事ID:2769 更新日:2019年10月29日更新

景清の舅(しゅうと)、大宮司が六波羅の牢に押し込められます。そのことを聞いた景清の妻(大宮司の娘)小野の姫は、父の牢屋を探し歩いているところを、街見廻りの役人梶原玄太に捕らえられました。父は白状しないが、お前は夫婦だから知らぬことはあるまいと、六条河原に引き出して水責めの拷問にかけるが白状しません。

次は、古木責め。首に縄を巻きつけ、木の枝にかけ、息が絶えそうになると下におろし、息を吹き返すとまた引き上げます。それでも小野の姫は白状しませんでした。この上は、火責めにせよと、薪を積み重ね団扇であおぎます。

いざ責めんとするとき、景清が見物人の間をかき分けて名乗りを上げます。妻や舅が苦しい目にあってるのを見かねて自ら名乗り出まて、二人を助けるために抵抗せずにとらわれます。

小野の姫は、なんでこんなところに出てきたのかと泣き、景清もまた涙をこらえ、御身は父大宮司を大事にして菩堤を弔ってくれと頼みます。景清は自ら縄をかけ進み出て、小野の姫もかけよってすがり泣きますが、すぐに引き離され、大勢の中を押し分け引き立てられ、その場を去っていきます。

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