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サトイモの疫病がまん延しています
近年、サトイモ畑で「疫病」による大きな被害が報告されています。疫病にかかると、葉や茎に灰褐色で円形の病斑ができ、 次第に病斑の中央から穴が空いて枯れていきます。この疫病は、前作の残さ、種芋、発病した株からの水しぶきや強風によってまん延します。原因となるのはカビで、サトイモのみが感染します。感染力が強く、地域ぐるみで対策に取り組む必要があります。
主な対策
発生源の対策
- 残さの適正な処分
- 種芋の消毒
疫病をまん延させない対策
- 薬剤散布通路の確保
- 排水および雑草対策の実施
薬剤防除
- 早い時期からの防除開始
- 定期的な薬剤散布
適正施肥による栄養改善
- 土壌診断に基づく適正施肥
農薬の購入費用の一部を補助
サトイモ疫病対策用農薬の購入費用の一部を補助します。家庭菜園も含みます。
詳細な情報
次のサトイモ疫病対策マニュアルを確認ください。疫病をまん延させないための対策方法も掲載しています。
サトイモ疫病対策マニュアル (PDFファイル/4.15メガバイト)