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危険濃度を超えると光化学オキシダント注意報を発令し、注意を促します

記事ID:2398 更新日:2019年10月29日更新

光化学オキシダントは、一般的に夏季の日差しが強く、気温の高い風の弱い日の昼間に、都市部で発生しています。その原因は、自動車や工場などから排出される窒素酸化物や炭化水素に太陽からの強い紫外線が作用することによって発生します。
九州地域では、移動性高気圧が張り出す春や秋に九州全域で高濃度の光化学オキシダントが観測されることがあります。

光化学オキシダントによる被害の症状

人への健康被害

目への刺激(目のチカチカ、流涙など)や鼻、のど、呼吸気道の粘膜刺激が主な症状です。平成19年度の全国における被害の届け出人数は1,910人で、目への刺激に関する症状(痛む、かゆい、チカチカする、充血、涙が出る)と、のどに関する症状(痛む、いがらっぽい、咳が出る)が多いほか、息苦しいなどの症状が報告されています。
いずれも洗眼、うがい、帰宅、安静などによって回復し、入院治療を要するような被害者は発生していません。

植物への被害

植物被害の特徴は、葉の表面に均一に白色~褐色の斑点が出現し、正常な生育が阻害されることがあります。

光化学オキシダントの注意報発令基準

光化学オキシダント濃度が0.12ppm( ピーピーエム)以上となり、気象条件からみて大気の汚染の状態が継続すると認められる時に発令します。

みやざきの空<外部リンク>から大気測定結果や発令状況が確認できます

発令後の基本的な対応

  • 屋外での激しい運動は避けてください。
  • 病弱な人、乳児、老人などは影響を受けやすいのでできるだけ屋外にでないようにしてください。
  • 不要不急の自動車の運転は控えましょう。

被害を受けたとき

  • 目がチカチカしたり、痛いときは、水道水で洗眼してください。
  • のどの痛みを感じたときは、うがいをしてください。
  • 洗眼やうがいをしても良くならないとき、呼吸困難などがあるときは、医師の診断を受けてください。
  • 被害を受けた人は、都城保健所、都城市環境政策課へ連絡ください。
    ※都城保健所(電話:0986-23-4504)

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