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外来生物「コウライオヤニラミ」が繁殖拡大しています

記事ID:69030 更新日:2024年12月18日更新

 外来生物である「コウライオヤニラミ」が本市の大淀川流域にて生息範囲が拡大しています。生息範囲が広がると河川の自然環境に大きな影響を与える可能性があります。

コウライオヤニラミとは

 元々日本には生息しておらず、朝鮮半島原産の淡水魚であり、強い肉食性で小魚や甲殻類を捕食し、最大30cmまで成長します。

 在来生物を捕食したり、在来生物の生息場所や生育場所を奪います。また、在来種と交雑して雑種化が進む遺伝子汚染を引き起こすこともあります。

 そのため、コウライオヤニラミの繁殖は、在来生物の生息環境に悪影響を及ぼす恐れがあります。

コウライオヤニラミ写真(提供:南九州大学 生物調査研究会)

※リンク 宮崎県ホームページ 外来生物「コウライオヤニラミ」について<外部リンク>

繁殖の拡大を防ぐために

 コウライオヤニラミは、特定外来生物には指定されておりませんが、都城市に生息している生物への生態系に悪影響を及ぼすおそれがあります。

 こうした状況を踏まえ、宮崎県内水面漁場管理委員会は、コウライオヤニラミの生きた状態での持ち出しを禁止しました。

 ただし、コウライオヤニラミを「釣ってはいけない」ということではないので、釣ってしまった場合はリリースせずに、十分に加熱した上で食用とするか一般廃棄物として処分してください。

 

※リンク 宮崎県ホームページ コウライオヤニラミに係る宮崎県内水面漁場管理委員会指示について<外部リンク>

外来生物から自然を守るために

 コウライオヤニラミ以外にも、今まで都城市に生息していなかった外来生物の生息地が増えてしまうと、生態系に大きな悪影響を与えてしまいます。ふるさとの生き物や環境を守り、次の世代へ引き継いでいくためにも、外来生物を「入れない」「捨てない」「拡げない」を徹底していただくようお願い致します。

※リンク   生物多様性保全のため、外来性物を持ち込まないようにしましょう。

関連ページ

宮崎県水産政策課ホームページ  外来魚「コウライオヤニラミ」の持ち出し・放流は禁止されています。<外部リンク>


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