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ほ場整備に伴い平成4年(1992)~平成13年(2001)にかけて発掘調査が実施されました。上原第1~3遺跡、雁寺(がんでら)遺跡、山城第1遺跡からなります。
縄文時代から古代・中世にかけての複合遺跡で、各時代の住居跡や建物跡などが見つかっています。
特に山城第1遺跡では縄文時代後期~晩期にかけての竪穴住居59軒(写真・左)が確認され、都城盆地における最も大きな縄文時代の遺跡の一つとなっています。また上原第3遺跡、山城第1遺跡では縄文時代の装飾品(写真・右)も出土しています。
上原第1遺跡では縄文時代の竪穴住居のほか、古墳時代の竪穴住居14軒(写真・中)が確認されています。