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ほ場整備事業に伴い発掘調査が実施されました。
坂元A遺跡では縄文時代の終わり頃~中世の水田跡が発見されました。
九州南部における最も古い水田の形を知ることができるほか、各時代の水田の移り変わりを観察することができる貴重な遺跡となっています。
坂元B遺跡では弥生時代の竪穴住居を中心に縄文時代~近世までの遺構・遺物が確認されました。特に弥生時代後期の竪穴住居(花弁形住居)からは完全な形の土器などが多数みつかり、儀礼に関するものと考えられています。
写真上段左から、全景、縄文時代晩期(弥生時代早期)の水田跡、弥生時代終末から古墳時代の水田跡、下段左から弥生時代の住居群、住居内の土器、弥生土器