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華舞神社(はなまいじんじゃ)とも呼ばれています。創建年代は不明ですが、建徳2年(1371)の伴兼長(とものかねなが)の納経などの記録が残っています。
左大臣近衛信輔(このえのぶすけ)が薩摩に流される途中、当神社に宿泊し「華」の一字をしたためて奉納したと伝えられています。(写真・中)
また、享保11年(1726)と弘化4年(1847)に都城島津家の命により修復されたとの記録も残されています。
凝灰岩製の手水鉢で外側に蓮弁(れんべん)を施しています。江戸時代の地誌「庄内地理志」には、正徳2年(1712)に石段が寄進されたとき、手水鉢も奉納されたとしるされていて、この手水鉢である可能性が考えられています。(写真・右)