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昭和62年(1988)、ゴルフ場建設に伴って発掘調査が実施された城ヶ尾遺跡で出土した弥生土器です。
口径30センチメートル、底径29.6センチメートル、器高45.8センチメートル。壺(つぼ)などの容器を乗せる台として使われたと考えられ、円形の透穴(すかしあな)と平行沈線の上下に半円形の同心円を重ねたような重弧文を3段に施しています。
このような重弧文を施す土器は熊本県を中心に分布していますが、壺(つぼ)などの形が多く、器台は珍しいといわれています。
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