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祝吉遺跡・松原地区遺跡群・久玉遺跡からなります。区画整理事業に伴って、昭和55年(1980)~平成12年(2000)にかけて発掘調査が実施されました。
祝吉遺跡では竪穴住居跡20棟が検出され、弥生時代の終わり頃から古墳時代の初め頃にかけて、継続して営まれていた「ムラ」があったことが確認されました。
松原地区遺跡群・久玉遺跡では、縄文時代の遺構・遺物のほか、大きな溝に囲まれた中世から近世にかけての屋敷跡や道の跡、区画の溝などが数多く確認されていました。中世から近世・近代へ至る町割・町並みの移り変わり知ることができる遺跡となっています。
写真:上段左から松原第1遺跡、久玉遺跡、久玉遺跡第1次調査区/下段左から久玉遺跡第10次調査区、松原地区第4遺跡土坑墓、土坑墓出土遺物