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「定満池(じょうまんのいけ)」は都城盆地最大級の農業用のため池です。現在は「観音池」と呼ばれ、「観音池公園」として整備されています。また、今でも約40ヘクタールの水田に水を供給しています。
水神碑は、天保12年(1841)、池の改修を記念して建てられました。碑文には、放水口が毎年壊れるため、郡奉行町田次郎九郎が藩に願い出て資金を調達、天保12年(1841)閏1月から3月にかけて工事を行ったことや、高城郷の工事関係者の名前などが記されています。放水路門石柱はその時に使われた建築部材と考えられます。
写真左から、水神碑(指定は左端)、碑文、碑文