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今町郷士の頭領格の家柄であったとされる楠見家に残る「門」と「土蔵」です。
門は延享3年(1746),土蔵は寛延元年(1748)の建築と伝えられています。
土蔵は幅約4メートル、奥行約5メートル、内二階の構造で、壁の厚さは約37センチメートル、総漆喰塗りで仕上げられています。一階が土間、二階が厚板張りとなり、米収蔵用の蔵として使用されていました。
江戸時代中期、郷士屋敷構えの一端がうかがわれる貴重な文化財と位置付けられています。
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