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ぼんちくんと歴史探検「脇差(わきざし):銘・日州正次(にっしゅうまさつぐ)」

記事ID:1720 更新日:2020年5月1日更新

広報都城で連載中の「ぼんちくんと歴史探検」(平成28年11月号)。ホームページでは少しくわしく解説します。
今回のテーマは、都城の刀工「正次(まさつぐ)」が造った「刀」です。 

これは何だろう?

昔、都城でつくられた刀です。日本の刀は、長さによって太刀(たち)・刀(かたな)・脇差(わきざし)・短刀(たんとう)に分けられます。この刀は二尺(約60センチメートル)より短いため脇差に分類されます。茎(なかご・刀の握る所)に彫られた銘(めい)から、「正次(まさつぐ)」という人が造った刀と考えられています。

 正次

正次って、どんな人?

出羽国(でわのくに・山形県)の月山(がっさん)を中心に活躍した月山鍛冶(かじ)の一員で、山伏だったと考えられています。室町時代の中頃、都城に移り住み、刀を造ったと伝えられています。

銘

いつ造られた刀なのかな?

室町時代に造られた刀です。正次の作品としては二番目に古い刀と考えられています。

この刀の何がすごいのかな?

 都城でつくられた最も古い刀の一つであり、都城の鍛冶技術を今に伝える貴重な資料である事が上げられます。

刀展示2

 刀展示1

動画

(注意:この動画に出てくる「刀展」は終了しました。)


旧石器から古墳時代まで
飛鳥から平安時代まで

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