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藤浩志監修 御池の龍伝説アートプロジェクト「準備中」展―アーカイブ
霧島・御池に伝わる龍伝説をもとに、現代作家・藤浩志氏を中心に市民と一緒に九頭龍を制作する「御池の龍伝説アートプロジェクト」。令和2年春にその前哨戦として、当館の収蔵作品展にて藤氏によるインスタレーション「その存在はどこから生れたのか?」を展示しました。
今回はこの展示をもとに、藤氏の経歴や都城との関わり、プロジェクトの経過などを紹介します。また、都城や南九州を中心とした龍にまつわる場所を紹介しつつ、鑑賞者が知っている情報を貼りつけてもらうスペースも準備しました。
会期
令和3年2月9日(火曜日)~2月28日(日曜日)
場所
都城市立美術館 展示室4(市民ギャラリー)
休館日
月曜日
時間
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料
無料
主な展示品
インスタレーション「その存在はどこから生れたのか?」内展示物、[Eスぺイス]という作品より「ヤセ犬の散歩」(都城市立美術館蔵)、文集『ヤセ犬の物語』、御池の龍伝説アートプロジェクトの経過報告、龍Map(南九州、都城版)など
また、ロビーには1/2サイズの龍頭部模型を展示しています。
藤浩志氏
鹿児島県生まれ。秋田公立美術大学教授・NPO法人アーツセンターあきた理事長。地域自然や廃材を利用し、社会・地域・日常をテーマとしたアートプロジェクトや作品を数多く発表。「ヤセ犬」<外部リンク>シリーズの彫刻作品(都城市立美術館蔵)、いらないおもちゃを交換する「かえっこ」プロジェクト、おもちゃでできた「トイザウルス」、廃材でできた「龍」等多数のプロジェクトを展開する。今回の「御池の龍伝説アートプロジェクト」制作の監修を担当。詳しくは、藤浩志氏ホームページ<外部リンク>で確認ください。