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世界的に美しく貴重な地質や地形に触れ、学ぶことのできる自然公園

霧島ジオパーク

霧島ジオパーク

霧島ジオパークってなに?

関之尾滝を含む霧島連山一帯は、平成22年9月に「霧島ジオパーク」として日本ジオパークに認定され、令和2年9月で10周年を迎えました。
ジオパークとは、「ジオ」が地球や大地を、「パーク」が公園を意味していて、貴重な地形や地質に触れ、学ぶことのできる自然公園のことです。ジオパークが目指すものは、保護・研究、教育的活用と学習、体験型観光などを通じて地域資源を活用して地域社会の活性化に結びつけるという「ジオパーク活動を通じた地域振興」です。
霧島は、日本初の国立公園として指定された雄大な景観、20余りの多様な火山と火口湖、1,300種に及ぶ植物、神話と伝説を持ち、古くから信仰の対象となった山々です。
市内各所のスポット「ジオサイト」では、火山が作り出した壮大な地形と自然の恵みを肌で感じることができます。

ジオ

都城のジオサイト

関之尾滝(せきのおのたき・サイト内のページへリンク)
小池(こいけ・サイト内のページへリンク)
御池(みいけ・サイト内のページへリンク)
ごろが轟(ごろがとどろ・サイト内のページへリンク)  

世界ジオパークの認定に向けた取り組み

ジオパークには、世界ジオパークとその国内版となる日本ジオパークがあります。それぞれのジオパークとなるためには、審査を受け、ジオパークにふさわしい活動を行っていることを認められる必要があります。また、ジオパークに選ばれた後も4年に1度の再審査があるため、ジオパークとしての品質を維持する必要があります。
世界ジオパークは令和2年7月現在で世界44カ国161地域あり、そのうち国内は9地域となります。また、日本ジオパークは世界ジオパークの6地域を含めて43地域あります。
霧島は雲仙・瀬戸内海とともに日本初の国立公園として指定された雄大な景観、20余りの多様な火山と火口湖、1,300種に及ぶ植物、神話と伝説を持ち古くから信仰の対象となった山々です。
これらの資産を活用し、地域振興に活かすことを目的として、第3回環霧島会議(平成20年10月)において霧島ジオパークへの取り組みが合意され、世界ジオパークの認定に向けた活動を開始しました。そして、平成22年9月14日に日本ジオパークに認定され、令和2年9月で日本ジオパーク10周年を迎えました。

霧島ジオパーク

霧島ジオパークの歩み

 霧島の大地と私たち

大地は、地球の活動の中で長い時間をかけて築き上げられています。人々の暮らしもまた、長い歴史の中で受け継がれてきたものです。身近にある自然の中に、その歴史を知る上で貴重な地質や地形がたくさんあります。泉質豊富な温泉をはじめ、美しい景観や植生、神話など他の地域にはない魅力は、霧島山と深く関わっています。

みやまきりしま

私たちに多くの恵みを与えてくれる霧島山。平成23年1月に起きた新燃岳の爆発的噴火は記憶に新しいと思います。火口から3キロ離れたところに直径約50センチメートルの噴石が確認され、噴火に伴う空震により窓ガラスが割れるなどの被害がありました。活火山の麓で私たちがこれからも生きていくには、火山をはじめとする地球の営みへの理解が欠かせません。

ジオパークは地域の活動

ジオパークでは、地域の一人一人が主役です。地球を愛し、地域に誇りを持つ人なら誰でも参加できます。霧島ジオパーク推進連絡協議会では、地域の見どころの発掘やガイドなどの人材育成、地球の遺産の啓発イベントなどを実施しています。皆さんもこの活動に参加してみませんか。

霧島ジオパーク

問い合わせ

霧島ジオパーク推進連絡協議会(霧島市役所商工観光部霧島ジオパーク推進課内)

〒899-4394
鹿児島県霧島市国分中央3-45-1
電話:0995-64-0936

参考:霧島ジオパークホームページ<外部リンク>