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水道施設の耐震化などを進め、安全で安心な水道水を届けるため、令和8年4月から水道料金を改定します。
参考:市長の定例記者会見(令和7年6月2日)資料 [PDFファイル/328KB]
地方公営企業法により、事業運営に係る経費は料金収入をもって充てなければならないとされている。
(独立採算)
国の規定によると、国庫補助事業を活用して耐震化を推進するためには、料金回収率100%以上の確保が条件です。
しかし、本市水道事業の料金回収率は2年連続で100%未満となっている状況です。
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令和3年度 |
令和4年度 |
令和5年度 |
令和6年度 |
料金回収率 |
106.6% |
105.4% |
99.3% |
93.3%※速報値 |
※料金回収率:給水にかかる費用が、どの程度水道料金収入で賄われているかを示す指標
今後の更新計画では、総事業費約911億円が必要と試算しています。
これを計画的に実施するためには、料金改定を行い、国庫補助事業の要件を満たすことが必要不可欠です。
今後の耐震化の推進や老朽施設の更新、労務単価・資材価格高騰等を考慮すると、料金回収率を100%以上にするためには、少なくとも平均改定率14.95%の改定が必要です。
令和8年4月1日をまたぐ場合は、日割り計算となります。
一般家庭使用モデルで県内9市の水道料金比較すると、改定後も県内9市で引き続き最低料金となります。(令和7年3月31日時点)
※一般家庭使用モデル:水道メーター口径13ミリメートルで1か月20立方メートル使用した場合の消費税込みの水道料金
水道料金について、1か月計算(消費税抜き)した場合の料金表です。
口径 |
基本料金 |
従量料金1立方メートル当たり |
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9立方メートル未満 |
9立方メートル以上 21立方メートル未満 |
21立方メートル以上 51立方メートル未満 |
51立方メートル以上 |
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13ミリ |
510円 |
33円 |
140円 |
180円 |
210円
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20ミリ |
840円 |
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25ミリ |
1,180円 |
40円 |
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40ミリ |
2,820円 |
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50ミリ |
5,320円 |
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75ミリ |
10,370円 |
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100ミリ |
16,390円 |
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150ミリ |
25,000円 |
口径 |
基本料金 |
従量料金1立方メートル当たり |
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9立方メートル未満 |
9立方メートル以上 |
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全口径 |
290円 |
33円 |
103円 |
改定前と改定後の水道料金を比較することができます。ダウンロードして確認ください。
改定前と改定後の水道料金比較 [Excelファイル/3.45MB]
改定前と改定後の水道料金比較(御池簡易水道) [Excelファイル/1.22MB]