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都城にある神社の中には、古文書や神像などの貴重な資料を保持した神社があります。かつて廃仏毀釈の影響を色濃く受けた都城において、神社は、それらを現代の私たちにつたえるタイムカプセルのような役割を果たしました。
今回の企画展では、市内の神社に残され、今では文化財となったそれらの資料を展示するとともに、そこから読み取れる都城の歴史について紹介します。
令和3年10月1日(金曜日)から12月12日(日曜日)まで
毎週月曜日
ただし、祝日の場合は翌日
午前9時30分から午後5時まで
ただし、入館は午後4時30分まで
都城歴史資料館1階資料展示室1
入館料が免除・割引になる場合があります。詳しくは、利用案内で確認ください。
大人:220円
高校生:160円
小中学生:110円
大人:160円
高校生:110円
小中学生50円
東霧島神社は、代々の島津宗家からの信仰が篤かった神社です。
写真の資料は東霧島神社に伝わった文書のうち、「島津久豊願文」などの島津宗家に関連した文書6点を巻子仕立てにしたものです。
興玉神社の内神殿は、もともとは正応寺薬師堂にあった仏像を安置するための厨子でした。
正応寺は明治時代の廃仏毀釈により廃寺となりましたが、厨子は興玉神社に移され、内神殿として使用されています。
この内神殿は、現在は国の重要文化財に指定され、写真の棟木も附として指定されています。