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夏の暑い中でも、中町遺跡(なかまちいせき)の発掘調査は進められました。
井戸(写真・上段左)や土坑(どこう/昔の人がほった穴/写真・上段右)などの調査では、中からたくさんのお茶碗のかけらなどがみつかりました。新しい時代のものも多いのですが、江戸時代の薩摩焼(さつまやき)など、少し古い時代のものも出てきました。
9月9日、ちょっとめずらしいものがみつかりました。犬と考えられる素焼き(すやき)の人形です(写真・下段左)。大きな穴の中でみつかりました(写真・下段右)。いっしょに出てきたお茶碗などから明治時代の可能性が高いと考えられました。どのような人がもっていたのでしょうか。