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中町遺跡の発掘調査(はっくつちょうさ)ではたくさんの「穴」がみつかりました。大きな穴や小さな穴(写真:上段左)、すべて昔の人々が掘った(ほった)穴であり、とても多くの人々がこの土地を利用し続けてきたことがわかります。
今回の動画では、みつかった穴を少し紹介しています。
ゴミを捨てた穴や井戸(写真:上段右)、柱の穴などか多いのですが、何のために掘ったのかわからない穴もたくさんあります。明治以降の穴が多いのですが、新しい穴の底から古い穴が見つかることもあります。
見つかった穴は、形や埋め土のようす、入っていた土器などの記録(写真:下段右)を一つ一つとっていきます。これらの記録をつなぎ合わせ、それぞれの時期の中町のようすを考えます。